甑島(こしきじま)からの便り(第38便):甑島 秋の気配
2025年(令和7年)10月10日(金)
甑島 秋の気配
10月7日(火)で第3回定例会(9月議会)が終了したことから、甑島にもどりました。
瀬々野浦から手打地区に行く途中にある「しんきろうの丘」からの景色は秋の気配が感じられました。
この丘は、同じ下甑にある青瀬地区で医療活動をされた故平田医師が瀬々野浦への往診の道すがら、水平線の彼方に林立する白いビル群を認めて写真にある句を詠まれたことから、「しんきろうの丘」と呼ばれています。当時は自動車道路もなく徒歩で山を越えていました。
手打地区にある森進一の「おふくろさん歌碑」は、薩摩川内市下甑支所の職員の皆様により、薄くなっていた文字が鮮やかに彩色されて綺麗に蘇っていました。森進一のお母様は下甑町手打の出身です。(了)
- しんきろうの丘から瀬々野浦を望む。秋の気配が感じられました。水平線の彼方に中国大陸のどこかの都市の高層ビルが林立して見えたのでしょう。
- 故平田医師が読まれた句。「往診の 道すがら見し しんきろう」
- しんきろうの丘の説明。
- 手打地区にある森進一の「おふくろさん歌碑」。森進一のお母様はここ手打地区出身です。
- 薩摩川内市下甑支所職員の皆様が、薄くなった文字を彩色し見事に蘇らせてくださいました。