活動報告

活動報告(No.33)

2025年(令和7年)1月16日(木)

薩摩川内市産業活性化セミナー

本日、13時15分からSSプラザ川内多目的ホールにて、薩摩川内市の産業の活性化へ繋げる目的の下、『薩摩川内市産業活性化セミナー』が開催されました。セミナーは3部構成で、バーミンガム大学Dr.Leyal Sayin氏による基調講演の後、九州大学、企業から施設農業のスマート化、地域エネルギーの地産地消等への取り組みについて発表がありました。今注目を集めるデータセンターに関する情報や、蓄電池の活用、水素エネルギーなどの私が注目している最新技術の紹介などもあり、大変興味を持って参加できました。
講演の後は情報交換、質疑応答の時間がもたれ私も甑島のエネルギー、食糧等の事情を説明してこれらの最新技術を応用した地産地消によりエネルギー代を半分にできないか質問しました。第3部の交流会も含め更に様々な質問をしましたが、講師陣の回答はエネルギー費ゼロを目指した研究に既に取り組んでいること、また私と同様な問題意識を持っているとのことであり、大変心強く感じました。
以上のとおり、本日のセミナーは私にとって大変刺激的であり、今後の政策等の立案にも是非、活用していきたいと考えています。

セミナー概要
1 基調講演「生存と繁栄のための重要基盤としての冷却」バーミンガム大学 Dr.Leyal Sayin氏
2 「IoPと局所環境調節で実現する施設農業のスマート化 九州大学農学研究員准教授 安武大輔氏
3 「地域エネルギー開発-売電から地産地消への転換 DC Power Vil.株式会社代表取締役社長 村 文夫氏
4 「エネルギーの地産地消を目指したイワンテックの挑戦」株式会社イワンテック エネルギーソリューションブ部長 鶴丸将太朗氏
5 情報交換ディスカッション 九州大学学術研究・産学官連携本部教授 原田裕一氏