活動報告

活動報告(No.54)

2025年(令和7年)6月1日(日)

東郷平八郎記念日式典

本日、鹿児島市多賀山公園にて「東郷平八郎記念日式典」が開催されました。
塩田鹿児島県知事、下鶴鹿児島市長、宮路拓馬衆議院議員始め多くの皆様にご参列いただきました。
式典では、鹿屋の第1航空群所属の対潜哨戒機P-1による表敬訪問飛行、薬丸示現流顕彰会による演舞が奉納されました。
私も東郷平八郎記念日式典実行副委員長として、式典の最後に水交会を代表しお礼のご挨拶をさせていただきました。

東郷平八郎元帥は、1905年5月27日の日本海海戦においてロシアのバルチック艦隊をほぼ完全勝利といえる戦果で撃破しました。これは当時欧米列強が支配する世界で誰もが予想し得ない出来事でした。また当時の欧米列強が世界を支配する中で有色人種が白人に勝った史上初めてのできごとでありました。
もしこの勝利がなければ今の日本の形、あるいは独立はなかったかもしれません。インド独立の父、ネルー首相も当時少年でありましたが、日本の勝利に大きな感動と衝撃を受け、その時の想いがインド独立に繋がったと述べています。
初代ビルマ首相のバー・モウもこの日本海海戦の勝利は、世界の植民地の虐げられた民衆に夢を与える歴史的な夜明けだったと述べています。戦後、多くの植民地が独立できたのもその根源は、東郷平八郎元帥率いる帝国海軍による日本海海戦の勝利といっても過言ではないと思います。
東郷元帥の偉業は、多くの日本人が知るべき大切なものです。(了)

写真:式典の模様

写真:式典の最後に水交会を代表し参列者にお礼の挨拶をさせていただきました。海上自衛隊の皆様、塩田鹿児島県知事にもご参列いただきました。