活動報告(No.67):藺牟田(いむた)池外来魚駆除釣り大会
2025年(令和7年)8月3日(日)
藺牟田(いむた)池外来魚駆除釣り大会
本日(09:30~12:00)、薩摩川内市祁答院町の藺牟田池で薩摩川内ロータリークラブ主催による外来魚駆除釣り大会が開催されました。今年で11回目を迎えるとのことです。同クラブ会長は私の川内高校時代の同級生の松元龍一氏で私も参加しご支援させていただきました。
ラムサール条約登録湿地である藺牟田池には、「国内希少野生動植物種」に指定されているベッコウトンボを始めとして希少な動植物が多数生息していますが、特定外来生物に指定されているブルーギルやブラックバスの繁殖がこれらの希少動植物の自然保護に関わる問題となっています。そこで今回の外来魚釣り大会はこの藺牟田池の生態系を守るため外来魚を駆除することを目的とするものです。
大会には少年野球チームの子供達(約15名)及びその保護者始めロータリー会員、知人など約50名が参加されました。釣果はブルーギル122匹でした。最も大きなブルーギルは体長14.5cmで一人で20匹釣りあげたお子さんもおられました。この外来魚は1匹10円で買い取られ世界のポリオ根絶のための機構に寄付されるとのことでした。(了)
※ラムサール条約:特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地を保全するための国際条約
- 閉会式の様子。大物賞などの受賞を受け子供達も喜んでいました。
- 外来種のブルーギル。122匹の釣果です。