活動報告

甑島(こしきじま)からの便り(第3便)

2024年(令和6年)7月11日(木)

甑島は、ここ数日雨模様の天気が続いています。7月15日前後には梅雨も明けると思いますが、それまではジメジメとした寝苦しい日々に耐えねばなりません。皆様は、いかがお過ごしでしょうか。
今回は私の生まれた瀬々野浦の紹介をします。Dr.コトーのファンは多いと思いますが、このモデルとなった医師は、皆様ご存じのとおり長年にわたり、下甑島の手打診療所で島民の健康・医療を担ってこられた瀬戸上健二郎医師です。当然、私の両親、親戚も先生に大変お世話になりました。瀬戸上先生に関しては、テレビでも特集が組まれるなどとても有名な方です。2017年(平成29年)には、地域医療に長年携わり健康を中心に住民の生活を支え、その地域のまちづくりに寄り添った活動を続けている医師にスポットを当て顕彰することを目的として創設された「日本医師会 赤ひげ大賞」を受賞されています。
一方、志木那島のモデルは、ネット情報ではロケ地である与那国島であるとの記述も一部ありますが、島名からも分かるとおり甑島(こしきじま)がモデルというのが正しいのではないでしょうか。また、漫画の表紙の地図も下甑島にそっくりです。以下の写真は漫画のDr.コトー第1巻に出てくる、コトー先生が志木那島にやってきたときのワンシーンです。右の写真と見比べれば分かるとおり、瀬々野浦の海岸が描かれています。かつてはモデルとなった診療所もありましたが、今は建て替えられています。瀬々野浦のナポレオン岩は有名ですが、Dr.コトーのモデルの地としても有名となり多くの皆様が訪れることを期待しています。