活動報告

甑島(こしきじま)からの便り(第58便):下甑島片野浦のカノコユリ群落

2026年(令和8年)5月19日(火)

下甑島片野浦のカノコユリ群落

5月17日(日)、下甑町片野浦の子岳地区コミュニティセンターにて、片野浦カノコユリ群落(通称:みっちり草原)の国天然記念物指定を記念して講演会及び祝賀会が開催されました。
みっちり草原は、土砂崩落後に成立して強風で維持されている自然草原であり、コシキギクなどの甑島固有種も生息するなど、植物生態学的、植物地理学的に高い価値を有することから、令和8年2月17日に国の天然記念物に指定されました。
記念講演は、「世界で愛されるユリの原産地 甑島が国の宝に」と題して文化庁文化財調査員 寺田仁志氏が、また「天然記念物の保存と活用について」、鹿児島県教育庁文化財課 森幸一郎氏が講演されました。下甑島片野浦のカノコユリ群落は、国内最大規模の自生地で、またカノコユリはシーボルトにより西洋に紹介され、ユリの女王といわれるカサブランカの母種(原種)でもあります。片野浦カノコユリ群落の価値と魅力を改めて知ることができました。

その後に開催された祝賀会は、地元の食材をふんだんに使った料理が出され、歌あり踊りありクイズ大会ありで大変盛り上がりました。(了)