活動報告

甑島(こしきじま)からの便り(第69便):川内大綱引

2026年(令和8年)9月24日(木)

川内大綱引

夜の決戦に先立ち、自衛隊、市民の皆様が「綱練り」とよばれる大綱作りをしています。

427年続く国の重要無形民族文化財「川内大綱引」が、9月22日(火)に薩摩川内市向田町の国道3号線で開催されました。
長さ365m、約7トンの大綱は、当日の朝から6時間ほどかけて地元高校生や自衛隊、市民の皆様が「綱練り」と呼ばれる作業で大綱を作りあげます。
神事、記念撮影などを経て20時15分、上方、下方の一番太鼓が鳴り響き決戦の幕がおとされました。この決戦の勝敗は21時45分の綱の位置で決まります。このため、上方、下方の両軍とも最終の時点を目標に作戦を立てます。また、この大綱引は、ただ引くだけではなく「押し隊」という部隊がおり、相手に引かせないように双方の「押し隊」が激しい肉弾戦を繰り広げます。
今年は開始早々に上方に綱が引かれ、その後、約1時間20分は綱が全く動きませんでした。21時35分頃、満を持して下方が一気に綱を引き、結果的にはそのまま下方の勝利となりました。
上方、下方それぞれ1,500人(合計3,000人)が激しくぶつかり合うまさに日本一の大綱引きでした。(了)