甑島(こしきじま)からの便り(第7便)
2024年(令和6年)8月28日(水)
史上最強クラスの台風10号が九州南部、甑島に刻々と近づいています。本日8時現在、奄美大島の北90km付近にあり、中心気圧935hp、中心付近の最大風速50m、最大瞬間風速は70mにもなります。本日夜半から明日一杯は最大限の警戒が必要です。子供の頃の台風の記憶はいろいろありますが、なかでも断続的に沖合から強風の塊が迫ってくるのが不気味な音、大気の振動で体感され、その風塊が到達すると家が浮いたのを覚えています(昔ながらの建設のため、柱は固定されず石の上に乗っているだけ。)。このままのコース、されに西にずれた場合は、甑島では道路寸断、停電が1週間以上継続し日常生活に多大な影響が予想されます。また、瓦屋根にもかなりの影響が出てブルーシートが大量に必要となります。
これから、水、食料の準備はもとより電子機器の充電、洗濯、きれいなお湯を湯船一杯にためるなど所要の準備を進めます。
写真は午前9時の甑島西海岸の様子です(旧西山小学校校庭から撮影)。嵐の前の静けさか、驟雨を除きまだ穏やかな状況です。